私が長年苦しんだ「社会不安障害」という病気

こころについて

みーコです🐵

今回は私が持っている心の病気「社会不安障害」について書きたいと思います。聞いたことのない方もいるかもしれませんが、そんな病気があるんだな〜って少しでも知っていただけたら嬉しいです🐵

どんな病気かを簡単に言うと、名前のとおり社会に不安を感じてしまう病気です。「人と一緒に何かをする」とか、「人前で何かをする」という場面で、必要以上に緊張してしまったり、とてつもなく不安な気持ちになったりします。

私は19歳の時に社会不安障害と診断されました。でもおそらく16歳頃には発症していたと思います。全日制の高校に通っていた時は、お昼休みは友達と4人くらいでご飯を食べていたのですが、仲の良い友達と食べているのにいつもガチガチに緊張していました。また、バスに乗る時もいつも不安でドキドキしながら乗っていたので、「なんで私こんなに緊張してるんだ…?」と疑問に思う時もありました。

外出している時はなぜか不安になることは自覚していましたが、自分が病気とは考えたことがなく、こういう性格なんだろうと思っていました。でもずっと我慢していたため、高校2年生の時に学校に行けなくなってしまいました。不登校になり、一応高校生という肩書きはあるけど、実質引きこもりといった感じでしたね。一度何日か学校を休んでしまうと、学校に行くのがますます怖くなってしまい、結局学校には戻れなかったです。

私は全日制の高校から、通信制の高校に編入しました。私が行っていた通信制高校は、スクーリング(出校日)が少なかったので、引きこもりのような生活は続きました。人が怖かったのでずっと家にいましたね。今思うと、自由な時間がいっぱいあったのに家にこもりっきりで様々な経験ができなかったのはもったいなかったなって思います。

社会不安障害って、社会に不安を感じるくらいでしょ?誰にでも不安くらい少しはあるよー!って思うかもしれないんですけど、悪化すると社会生活が送れなくなってしまうんです。どこに行っても人はいるし、その度に不安になるし、どこにも行けない…。それゆえ社会不安障害が原因で自殺に追い込まれてしまう人もいます。

私は通信制高校を卒業し、大学に進学しましたが、やっぱり最初は全く通えなかったです。「学校に行かなきゃ…」「でも行けない…」「なら学校やめて仕事しようかな…」「仕事も行けない…」「お金がないから生きていけない…」「…死のうかな」と何度も死が頭をよぎりました。

ずっと真っ暗な出口の見えないトンネルの中にいるような感じでした。一生もう人と関われないんじゃないか、誰にも必要とされないんじゃないか…。これを読んでくれている方の中にも同じように不安で不安でしかたがない方がいるかもしれません。

でもきっと大丈夫です。社会不安障害は適切な治療をすればちゃんと良くなります。私は長い時間がかかりましたが、無事に大学を卒業することができましたし、今はちゃんと社会生活を送れています。人と関わることに楽しさを感じることもできるようになりましたよ。苦しかった時期を思えば本当に奇跡なんじゃないかと感じています。

どうやって寛解状態になったの?通信制高校って実際どうなの?というところも別の記事でお話ししていこうと思います。気になった方は見てみてくださいね。

読んでいただきありがとうございました🐵

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